出会いは、
近くの映画館から流れる歌でした。
ものごころついた頃から、明けてもくれても、歌っていたようです。
ご近所のお年寄りから
リクエストがあり、
披露しては褒められ、
すっかり得意になっていました。
夏祭りののど自慢大会には
毎年出場して、
母から
妹とお揃いのワンピースや浴衣を新調してもらえるのも楽しみのひとつでした。
それを着て、生のバンドに合わせ、まるで歌手気分で歌っていました。
さらに小5の時には、ラジオの音楽コンクールにも出場しました。
歌ったのは忘れもしない、
星の世界。
いつものように自信満々なはずが、
どういうわけか、
星の世界よ〜
と歌うところが、
星の光よ〜
と歌ってしまい、
鐘が
カーン…
収録のあとの放送で流れ、
遠い過去の
ほろ苦い思い出ですが、
忘れるはずがありません。
大人になってから知ったのですが、
この
星の世界は
もともと讃美歌ということで、
私にとっては
まさに
神歌と
なっています。
私の音楽との出会いは